ローヤルゼリーにはアンチエイジング効果もある?

ローヤルゼリーにはアンチエイジング効果もある?

ローヤルゼリーは、働きバチの30~40倍も長生きする女王バチの驚異的な生命力を支える食べ物です。

ローヤルゼリーの持つ多様な栄養素は、ホルモンや自律神経のバランスを整え、肌や髪の老化を防ぐといったアンチエイジングにも大きな効果が期待されています。

いったいローヤルゼリーのどこにそれほどの力があるのでしょうか。

ホルモンバランスを整えてくれる

ローヤルゼリーには、脂肪酸の1つであるデセン酸が含まれています。このデセン酸は自然界ではローヤルゼリーにのみ含まれていて、女性ホルモンと似た働きを持っています。

年齢とともに女性ホルモンは減少していき、ホルモンバランスの乱れに繋がりますが、デセン酸の働きにより減少した女性ホルモンを補完する効果がのぞまれるのです。

また、ローヤルゼリーには類パロチンという物質も含まれています。これは、パロチンと呼ばれる人の唾液腺ホルモンと同様の働きをしてくれます。

パロチンは別名「若返りホルモン」とも呼ばれているのですが、25歳を境に体内での分泌量が減少してしまいます。

ローヤルゼリーの類パロチンによって、低下する各組織の老化を軽減すると考えられています。

このように、ローヤルゼリーは年齢とともに崩れがちなホルモンバランスを整える役割をしてくれるのです。

自律神経の老化を防ぐ

体温を調節したり、心臓を動かしたりと体内の活動を司っているのが自律神経です。

年齢とともに自律神経の調整を担う機能が低下するため、自律神経に乱れが生じ、不眠や頭痛、肩こりなどの症状に悩まされる方が多くなっていきます。

ローヤルゼリーには、この自律神経が年齢とともに老化するのを軽減してくれる効果が見込まれています。ローヤルゼリーに含まれるタウリンやアセチルコリン、ビタミンB1は、神経刺激伝達物質です。これらは自律神経の中枢である間脳に作用して、自律神経の老化を防ぐと考えられています。

これによって、自律神経失調症や更年期障害を改善する効果が期待されています。中でもアセチルコリンは、アルツハイマー型認知症にも有効であるとの研究が進んでおり、認知症の進行の防止への期待も高まっています。

肌や髪のアンチエイジング効果も

上述したデセン酸などのローヤルゼリー特有の成分の他にも、ビタミンC、B2、B6、葉酸などのビタミン群、カルシウムや亜鉛、銅などのミネラル、アビシンなどのタンパク質といった多彩な栄養素を含むローヤルゼリー。

ビタミンやミネラルは肌や髪に必要な栄養素です。特に現代人に不足しがちなビタミンCは老化の原因を抑え、肌や髪の老化に効果があります。

またアミノ酸も豊富に含まれているので、年齢とともに細くなりがちな髪にハリを取り戻してくれます。

ローヤルゼリーで健康で若々しい生活を

女王バチの驚異的な生命力の源であるローヤルゼリーは、加齢とともに衰えを見せる私たちの身体をサポートしてくれます。

加齢によるホルモンバランスの乱れや、自律神経の不調が改善されれば、頭痛や不眠などの症状が軽減し、健やかで美しい身体へと向かうことができます。ローヤルゼリーには、そんなアンチエイジング効果もあるのです。